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月と骨

歌いながら夜の道を帰りましょ

好みってコロコロ変わるものでしょ。

お久しぶりです、月と骨です 

3ヶ月ぶりにブログを開けました、またゆるゆるとやっていこうと思います。 

 

最近はkhiphopもkpopも年を跨ぐ間に色々ありました。しばらく目を離してたけど特に色々あったように思う...もう忙しくてどっちも推すなんて大変だったわあ...さあ何から話そうか。時系列やジャンルバラバラですが二つの中で最近気になったアルバムを書いていこうと思います。 

 

 

 

GOT7 "Breath of Love:Last Piece"

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2014年にJYPからデビューしたアメリカ、タイ、中国、韓国から7人編成の多国籍グループ。

私が知り始めたのは去年からなので名前もまだうろ覚えのまま新曲を聴いたけど...曲はもちろん良いアルバムだった。一曲一曲はもちろん、アルバムとしてのまとまりと落ち着きがあって、アイドルグループというより、1アーティストたちが集まってできたアルバムという感じだった。皆声に特徴があるので誰が歌っているかすぐわかるし、曲の印象が声によって変わるのも良い。私の中で最速で声と顔が一致した気がする。メンバー全員が作詞作曲に参加していて、アイドルらしさも残しつつすごく落ち着いていて、大人っぽさがある。曲ごとにスタイルの違いはあるのに一定の温度を保っていて一体感がある。

私の思うアイドルらしさって雰囲気でしかないのだけど、この...高音が集まった感じだったり、誰でも自由に乗れるタイトル曲であったり、結成して長く経てば経つほど曲にグループの味が出てきて面白い。

最近自分たちで作詞作曲するアイドルが増えてきてメンバー一人一人のセンスがよくわかるからファンとしてはすごく嬉しいし、他メンバーの好きなところをパート分けで引き出してもくれるからいいことづくし。全員創作に参加ってすごいことだと思うのだけどなあ。今年の一月に7人全員がJYP事務所を離れてしまいましたが、解散ではないようなのでまた集まったときを楽しみにしていたいです。MVからは想像できないほど面白うるさい仲良しグループでそんなところも好き!

youtu.be

 

 

 

 

BOBBY "LUCKY MAN"

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IKONバビの2ndfullアルバム。かつて韓国、日本、中国で同時期に新人賞を獲得したIKONとしても、Show Me The Money3の優勝者でラッパーとしても有名ですね。今回のアルバムを通して彼の音楽性にはすごく驚きました。あ、その前にまずビジュが良い、smtmの時から大人っぽくなってねえ...。

話戻して、彼の良さって全曲通してkpopらしさがあることだと思うんです(またこの抽象的表現癖ですね)ちょっと痰が絡まったみたいな特徴的な声(個人の見解です)だけどゴリゴリのhiphopではなくて、R&B、reggae、rock...と色々なジャンルにアルバム通して触れているのでずっと聴いてられる。ビートも含め今の流行りにも敏感。でも全体を通してアイドルラッパーの雰囲気は残ってる。曲が始まるたび予想外のビートが飛んでくるからそれはもう面白く聴けた。

アイドルでも彼のファンは多そう。今でさえ根深いから当時ものすごいアイドルラッパーヘイトがある中優勝したのは本当にすごいことだったと思うし沢山のラッパーが冷や汗かいたと思う笑 去年のsmtm9は最終的には良い回になったけど、せっかく出てくれたアイドルラッパーの番組側(Mnet)の扱いがなあ...普通に上手くてかっこよかったし、出る決心するだけでもすごいことだと思うのに。

youtu.be

 

 

 

 

Mommy Son "My Sadness"

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2019年のアルバムなんですが、再度マスタリングしてリリースしたようで、wonsteinの影響なのかな、色々言われているけどやっぱりshow me the moneyの影響力は毎度すごいと思う。出演する前からmommy son代表のBeautiful Noiseに所属していたけど番組後色んな人が欲しがっただろうなあ笑 

やっぱりこのアルバムで1番に記憶に残ったのはfeat wonsteinの"F the World"でしたね。smtmを見ながらwonsteinは素直な歌詞を書くなあと思っていたんですがふと、そっか社長がそうだったなと。実際にそういうところの影響受けたかは分からないけどね。マスクを被る前のMad Clownの時から辛辣な歌詞を書く人で、真面目な人そうだったから、急にマスクして出てきてとんでもない歌詞でラップをするから最高に笑った記憶がある笑 でもまさに今の時代を象徴してるよね。彼と昔ユニットを組んでいたJUSTHISが過去に語っていたように、結局は顔で売れて誰も歌詞の意味を汲み取ってくれない、とおそらく多くの韓国アーティストが感じていることなのだと思った。smtm出た時は2次で落とされちゃったけどその年に顔は隠したままmamaもソロで出て、大袈裟じゃなく伝説になったと思う。

Beautiful Noise所属のアーティストたちは社長の奇行を何事もなかったかのように右から左へ受け流すから好きです笑 時間の問題もあると思うけどやっと今のMommy SonにMad Clownの時と同じ安定感が出てきたように思うの。みんなが見慣れてきて反応が薄いのもあるかもしれないけど笑  アルバムの話ほとんどしてないんですが長くなっちゃったのでこのくらいで。

youtu.be

 

 

 

 

Epik High "Epik High Is Here 上, Pt.1"

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ラッパー2人とDJの三人組。元YG所属で、あのhyukohを生み出したHIGHGRND(YG傘下だったため既に事実上の消滅状態)レーベル創設者でもあります。2018年にYGから移籍してこれで2つ目のアルバムです。今兵役中のZICOがfeatしてますがおそらく...行く前だよね。そして元2NEIのCLも参加、もうすごい曲なのは聴く前からわかる。

批判的な歌詞が多いだけに広い世代のアーティストとfeatを組むことで自分たちのメッセージをより多くの人に伝えようと彼らはよくしてます。ただそのお相手を選ぶのがまあセンスがあって、何かこれはセンスとしか言えないのだと思う。元YGなので所属アイドルたちの中で当時は厳しいけど愛のあるみんなのお兄ちゃんだったのだと思う、それは今回のアルバムでも感じられたこと(後述)

今回のMVのRosarioはざっくりと言えば「アンチ」に対してです。epik highって意味深な歌詞が多いので日本語に直訳して考えると最初?しかないんですが、それが分かった時の面白さだったり、かっこよさだったり、tabloの書く歌詞の切なさだったり、あと2人とも重低音でハキハキ歌うので、他のアーティストが歌うとだいぶ違和感。

そして今回特に話題になったのが元IKONのB.Iの参加でした。あまり良い脱退の仕方ではなかったので批判も多かったようですが、YGの時に彼らがずっとikonのことを見てきたのは知っていたし、特にB.Iはリーダーでもあったし、自分たちの曲に参加させてmamaの舞台に立ったこともあったし、ikonファンではないですがすごく感慨深く感じました。これからのikonもB.Iも応援していきたい。この3人にも辛い時期が長く続いたのはよく知ってる、どんな人なのか歌詞からもわかる。退社後からYGを悪く言う人がちらほら見られましたが、YGにいたからこその今だと思いますただの個人的意見ですが。長くなるのであまり語れませんがこの3人のここまでは本当に本一冊できるくらい色々あって、それがやっと安定してきて、もう怖いものなしのはず。ずっと気になってるのだけど上ってことは次下ってことなの?

youtu.be

 

 

 

 

 

だらだらと語りすぎてしまった上に半分YG特集みたいになりましたが、こんな感じでこれからもやっていこうと思います。それでは今日はepik highでお別れです。また今度!

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