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月と骨

歌いながら夜の道を帰りましょ

<DEAN>作られた存在を残す。

こんにちは、月と骨です

 

韓国のHiphopR&Bを知ってほしい企画第二弾アーティストはDEAN

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 プロフィール
 DEAN 本名:권혁 クォン・ヒョク
 1992年11月10日
 レーベル:Universal Music Group
     Joombas Music Group
     you.will.knovv(設立)

 

 一般人のクォンヒョクと、アーティストとしてのdeanをハッキリと分けて、セルフプロデュースされた違う人間であることを大事にしてます、その方がこの世界では生きやすいんでしょう。

すぐ日本と比べるのはよくない癖ですが、韓国のヒップホップシーンは今はなんだか窮屈そう。ラッパーといえどやっぱり韓国は顔やら身長やらを見て、顔にタトゥーがあれば、言いづらいけど子供、女性であればさらに、避けられやすい、避けるしかないと言ったほうがいいかな。こうやって書いている私も色んな歌手の歌を聴きますが頭の片隅でそう考えてる部分もあるのかと思います、否定はしない。それはアンダーグラウンドでも同じ。

ただそのせいでラップ番組でも一部のラッパーにしか焦点が当たらないのはやっぱり悲しい、除け者になってしまう。show me the moneyも知名度が上がってしまったが故の今の現状だと思います、もうシーズン9まで来てしまったしね。

それを踏まえての"隅々まで作られたアーティストdean"が存在するのだと思います、インタビューで本人もdeanとういう"一存在"をよく強調して言います、ある意味本当の自分自身を守る盾のような存在かも。...ちょっと話し過ぎちゃったかな。

 

 ラッパー...歌手...どっちともとれないのでもう彼自身が1ジャンルでいいでしょう。

 彼の声を一度聴いたらもう離れられないよ!ってキザに言ったけど本当にそう。'ラップも歌も上手い'とかそういうんじゃなくて、聴く人が求める音程まで必ず来てくれる。dean楽曲はよくキリングバース的なそういう聴いていて「来る、もうすぐ来るよ!」ってなるところがあるんですが、確実にそれを外しません、聴いていて笑っちゃうくらい外さない。

 

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show me the money6でzico君とメンターをしたときのlive(fancy childという他にpenomeco,crush,millicと豪華すぎるグループから二人)番組用に所々カットされてるのですが本編はだいたい15分くらいなので調べてみてくださいな、15分の動画って途中とばしちゃいたくなるけどそうさせないくらい濃い二人の魅力が詰まった15分です。

そして4:35のところ(fancy child / fancy childって曲)

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メンターみんな椅子から立って「パート来るよ!そろそろ来るよ!」

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「うおおお!」ゲコのこんな笑顔なかなか見ない、ソルリもみんな嬉しそう笑👏

 インタビューで語っていたのは彼が目指しているのは「音楽に込めたリアルな情熱を感じ取ってもらったり、幸せな驚きを届けること」当たり前なのだけど、他のアーティストみんなそれぞれ目指すものがぜんっぜん違う。よく本人のことを知ってからこういうことを聞くとすごく納得できる気持ち、面白いね。

 

ということで私が好きな何曲かを紹介します

 

 

 

  • Won`t Live Here

youtu.be

 deanを知る前までは、daniel caesarというジャマイカ出身の歌手をずっと好きで聴いていました。いままで聴いてきたアーティストの中で一番”天国のような歌”を歌う”天使に近いひと”だと本気で思っています。

deanの声をはじめて聴いたとき真っ先にこのひとの声がまず頭に浮かびました。deanのことを知り始めて、二人に繋がりあったことを知った時はもう...生きてて良かった涙...っていう、寿命さえ伸びた気がした。二人のコラボを聴くとやっぱり声の出し方、溜め方本当に似てます、でもネイティブの違いがあるのがすごく好き、可愛い、すごく好き(大事なことだから2回) もとはダニエルの曲ですが、deanもライブでソロを披露していました。

 

 

 

  • Shut Up & Groove

youtu.be 

 コラボ曲ばかりですみません、heizeの曲にfeatでdeanが参加しています。ドスのきいたかすれ声のヘイズ様となのでこの二人もよく合ったコンビ、これ以外にも二人で何曲か出していますが、どれも視聴回数は1000万回超えです。

曲中のdeanの合いの手というのかな、それがあってこそのこの曲なんじゃないかと思うくらいそれが絶品級で良い、すごく良い、まさにうおおおなの。嗚呼良き!ありがとう!って、お礼をいつも言いたくなるのは私だけだろうな。

 

 

 

  • 하루살이 Dayfly (カゲロウ)

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 ソロ曲は何曲ここで出しても伝えきれない魅力の宝庫です。とにかく挑戦をやめない姿勢、新しい曲を出せば次はまた方向を変えての挑戦。featには元F(x)のソルリrad museumが参加しています。

 

자연스레 떠진 눈에 담긴 넌

自然に浮かんだ瞳に入り込まれた君は

오오 누군가요

Oh oh 誰なんだろうか

말하지 않아도 돼 

言葉にしなくてもいい

더 중요한 건

もっとも大事なことは

우린 이렇게 살아있네

僕達がこうやって生きていることなんだよね

 

 朝にぴったりの曲、エモいってこういうもののことを言うんでしょうね。歌詞全体をゆっくり見て考えないと分かりにくいですが日本語タイトルはカゲロウと聞いてちょっとは理解もできたのかな、まだ文章化はできませんでした笑

 

 この時のdeanは精神面を表す曲が多いです、この一年前のシングル"instagram"はdeanの名前が広まるきっかけにもなった曲ですが、snsについて自己表現もできるが同時に苦しい思いもする心の中を綴った、率直な思いを描いた曲になっています。テーマ自体すごくストレートでバラード調ではないのがまた良いところ、少しずつ壊れていく様。

 

youtu.be

 

 

 そして今回のカゲロウへとつながります。インタビューでは身体の関係を持ってしまった心の通わない二人という海外ではよくあるテーマを起用して、その後の空っぽな気持ちを韓国で歌にすることに意味があったといいます、ちょっとしたタブーを破るような感覚。MVではdeanの乗る車を壊して燃やすシーンがありますが、自分の安全地帯が徐々に壊されて侵食されていく、というように私は受け取りました、しかもその上でのこの歌詞、奥が深いです。

 

 

  featの件ではバッシングを受けてグループを去ったソルリを起用したことに韓国で大きな反響がありましたが、間違いではなかったと思います。

来だるい感じのビートによく合った力を程よく抜いた声の出し方。この曲が出るまで知る機会はありませんでしたが聴いた途端検索をかけてアイドルさんや!と驚いたことは今も覚えています...どうか幸せでいて欲しいな

 

 

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とまあ知れば知るほどかっこいいしか出てこないんですが、喋るとほわほわしていて、弟たちが大好きで仕方ないお兄ちゃんです(crushとは同い年)

 

 

それでは今回はここまで、dean是非沢山聴いてみてくださいな、

また次回。